人気再燃!冒険心を駆り立てるHUNTING WORLDのバッグ

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出典:houyhnhnm

ハンティングワールドといえば、象のマークでおなじみで90年代に一世を風靡したブランドです。もしかしたら今の若者世代にはなじみが薄いかもしれませんが、30代以降の大人世代なら、誰でも知っている定番ブランドといえるでしょう。そのハンティングワールドが、今またメンズ雑誌やメディアで最近取り上げられる機会が多く、注目されています。なぜ今再注目されているのか、詳しくその歴史から追っていきましょう。

HUNTING WORLDについて

HUNTING WORLD(ハンティングワールド)は、1965年にボブ・リーにより、アメリカのアウトドアバッグブランドとして誕生しました。

自然愛好家の母の元で、幼少の頃から乗馬や射撃、フィッシングなどのアウトドアスポーツを嗜んでいたボブ・リーは、大学卒業後、幼少からの憧れの大地であったアフリカへ旅立ちます。ウガンダ、タンザニアへの探検旅行を通じて環境保護に目覚めた彼は、1959年にアンゴラで旅行会社「リー・エクスペディションズ社」を設立し、サファリツアーを企画する傍ら、野生動物の調査や保護、密漁の一掃に尽力していました。

約10年間のアフリカ滞在の後、アンゴラの内戦の激化に伴い帰国したボブ・リーは、アフリカの過酷な状況下で会得した知識やフィードバックのもと1965年に「ハンティング・ワールド・インコーポレイテッド」を立ち上げ、本格的なアウトドアプロダクトの開発に乗り出します。

過酷な環境下でも、快適に過ごすためのプロダクツの必要性が重要だと悟った彼は、「旅の道具を安全に運ぶ、カメラやフィルムを湿気や土埃から守る。アフリカ大陸の過酷な環境下にも耐え得る素材」の開発を試みます。

その中で生まれたのが、現在のハンティングワールドのアイコンとなっているバチュー・クロスです。バチュー・クロスは、ポリウレタンコーティングを施したナイロンオックスフォード地にウレタンフォームを張り合わせ、ナイロンジャージーを裏張りした3層構造になっていて、幾度にも渡りテストを繰り返し、摂氏54度にも達する酷暑のアフリカから、零下23度にもなる極寒のパミールまで対応できる強度を兼ね備えています。

そんな本物志向のバッグは、たちまち世界のアウトドア愛好家だけでなく、ファッションセレブリティからも大きな支持を受けて80年代~90年代にかけて世界中で大流行を巻き起こしました。

国内では、90年代バブル景気に乗り、ルイヴィトンのバッグと肩を並べるほど、ハンティングワールドのバッグはステイタスのシンボル的存在でした。以来、ハンティングワールドのロゴを見れば誰でも分かる絶大な知名度を誇るブランドとなっています。

どんな過酷な環境下でも安心して使用でき、環境保護などの活動から世界中のアウトドアマンや自然愛好家から愛されているハンティングワールドですが、機能性に優れているだけでなく、レザーとバチュークロスを合わせたクラシカルで上品なデザインはファッション性にも優れていて、ファッションアイテムとしての存在感も抜群。そして、肩肘張らずに毎日愛用できるのも大きな魅力となっています。

2018年からは、日本人デザイナーの相澤陽介がクリエイティブディレクターとして就任し、さらに新鮮な魅力に溢れたアイテムがたくさんリリースされています。近年、メンズファッションサイトや雑誌で取り上げられることも多く、これから流行る兆しのあるブランドとして注目されています。

日本人デザイナー、相澤陽介によるハンティングワールド

 
 
 
 
 
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Exciting olive tones were featured throughout the @huntingworldnyc spring summer 2018 collection #colourinspiration #milanfashionweek #huntingworldnyc #fashion #design #style #textiles #ss18

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2018年春夏シーズンより、ハンティングワールド初の試みである、待望のプレタポルテラインが誕生しました。今まで、ハンティングワールドといえば、バッグや小物以外で目立ったアイテムがありませんでしたが、初のウエアが発表されるとあって、世界中から注目されました。その、新生ハンティングワールドの誕生を手がけたのは、日本人デザイナーの相澤陽介。

相澤陽介は、多摩美術大学の染織デザイン学科を卒業後、コムデギャルソンに入社し、ジュンヤ・ワタナベ・コムデギャルソンで5年ほどデザイナーとしての腕を磨いた後、2006年にオリジナルブランド、ホワイトマウンテニアリングを設立した実力デザイナーです。ホワイトマウンテニアリングとは、「服を着るフィールドは全てアウトドア」をブランドコンセプトに掲げ、ハイエンドなストリートと、アウトドアをミックスした新概念の、ミックススタイルを提案しているブランドです。

新時代にふさわしいファッション感覚と、日本人では初のロイヤルファミリー御用達の老舗英国のアウトドアの、バブアーのデザイナーに抜擢されたこともある実力を評価され、今回ハンティングワールドのメインデザイナーとして抜擢されました。

相澤陽介による初のランウェイによる試みは、得意のストリートスタイルと、ハンティングワールドのクラシカルな雰囲気を失わずにモダンなサファリアウトドアスタイルを昇華したデザインで新たに生まれ変わり、世界からの惜しみない賞賛を浴び、大成功を収めました。

ハンティングワールドの定番アイテム、バチュークロスはオリジナルの風体を守りつつも、赤やネイビーなどのカラーを取り入れることでモダンなイメージに仕上がり、ヤングセレブレティにアプローチする形で、今の若者世代にも徐々に人気が高まっていくことでしょう。

定番人気のアイテム

ボストンバッグ

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出典:huntingworld.jp

ハンティングワールドのバッグの魅力は、何といっても湿気や暑さ、衝撃などに耐えうる丈夫さと、圧倒的な軽さです。すべてレザーで作られたボストンバッグの場合、バッグ自体もかなりの重さになってしまいますが、ハンティングワールドのバッグなら、身軽に旅行に出かけるのに最適です。さすがは、冒険家により開発されたバッグだけあって、頼りがいがあります。

ショルダーバッグ

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出典:huntingworld.jp

ハンティングワールドの中では、一番馴染み深いアイコンアイテムのショルダーバッグ。A4サイズも収納できる収納力と、外側にはすぐに取り出したいスマホやカメラ、イヤホンなどの小物が収納できるのが魅力。幅広い年代に対応可能で、お父さんのお出かけ必須アイテムにもなりそう。もちろん、バッグを携えて、研究旅行に向かうも良し。ハンティングワールドのアイテムには、プロフェッショナルな香りがします。

バックパック

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出典:huntingworld.jp

クッション性と通気性に優れたハンティングワールドのバックパックは、長時間の外出にもってこい。カジュアルな中でも、ラグジュアリーブランド特有の気品が漂い、非日常空間においても上質な大人時間を演出してくれます。

ミニショルダーバッグ

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デイリーユースに最適なミニショルダーバッグ。アイコンカラーのカーキ色の他、ネイビーならより落ち着いた印象となり、どんなコーデにも合わせやすいのでお勧めです。シンプルミニマムなスタイルをきりっと引き締めるスパイスとして取り入れてみてはいかがでしょう。

ブリーフケース

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出典:huntingworld.jp

ロゴで強調された有名ブランドだと気が引ける、逆に恥ずかしいと感じてしまう大人世代のビジネスマンには、ちょっと渋くてこだわりを感じさせるハンティングワールドのブリーフケースがお勧め。大切な書類も風雨や衝撃から守ってくれます。

トートバッグ

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出典:huntingworld.jp

最近人気急上昇中の、黒のバチューサーパス。シンプルなカジュアルモードスタイルにぴったりで、スタイリッシュなので、20代でも取り入れやすいアイテムです。RIP SLYMEのSUさん愛用アイテムとなっています。「ファストファッションはなるべく買いません。ハンティング・ワールドもそうですが、長くメンテナンスしていって、大事に使えるモノを選んでいる」と語っているSUさん。長く愛用できるこだわりのアイテム

その他の人気アイテム

ボディバッグ

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出典:huntingworld.jp

両手がフリーになるボディバッグは、見た目もスタイリッシュで身軽なので、お出かけ必須アイテムですね。子育て世代のお父さんにもお勧めです。

二つ折り財布

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出典:huntingworld.jp

ハンティングワールドの定番デザインの二つ折り財布。プレゼントに最適ですね。なんといっても、30代以上の大人世代へのネームバリューは抜群です。手に収めたときのふわふわ感もたまりません。

キャンバストートバッグ

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出典:huntingworld.jp

バチュー・クロスアイテムの他に、女性からの根強い支持を得ているのが、キャンバスバッグ。このバッグは、実はチャリティーバッグで、売り上げの一部でボルネオ保全トラスト活動を支援しています。価格帯もリーズナブルで、誰でも手に取りやすいのが魅力ですね。

リバーシブルトートバッグ

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出典:amazon.co.jp
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出典:amazon.co.jp

こちらもボルネオチャリティーのリバーシブルトートバッグ。中身がカラフルでかわいく、丈夫で普段使いにぴったり。マザーズバッグのサブバッグや、オフィス時のお弁当バッグとしてもいいですね。

愛用有名人

菜波さん

 
 
 
 
 
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@nanami10910 wearing her @huntingworldnyc bag strolling the streets #HuntingWorldNyc

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ファッションモデルの菜波さんは、レザータイプのショルダーバッグを愛用。ガーリーなワンピースによくなじんでいます。クラシックヴィンテージのような雰囲気も素敵ですね。

富岡佳子さん

 
 
 
 
 
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All black is always a classic #huntingworldnyc Photo by: @yoshikotomioka

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30~40代の女性から絶大な支持と注目を浴びている富岡佳子さん。オールブラックのミニショルダーでモード風のコーデを演出しています。傘もそれにあわせてシックなモノトーンカラーで統一しているところはさすがですね。

miho.a.nicoさん

 
 
 
 
 
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@miho.a.nico adding a little pop of color to her look with the two way drawstring bag! #huntingworldnyc

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フォロワー1万人以上を誇るファッションインフルエンサーのmiho.a.nicoさん。ハンティングワールドのアイテムは男性のイメージが強いですが、実は、女性向けのアイテムもたくさんあります。巾着型のバッグは一つは持っていたいアイテムです。穴場ブランドとしてお勧めです。

島袋聖南さん

 
 
 
 
 
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Wednesday’s on the go with @seina4444 and our Hunting World Duffle #huntingworld #huntingworldnyc

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ファッションモデルの島袋聖南さん。オールブラックのボストンバッグがシックで高級感を添えています。ボーダーデニムスタイルにぴったりのアイテムです。

畑野広子さん

 
 
 
 
 
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Pattern play. @hiroko_hatano_ shows off our newest Hunting World bag

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人気女優の畑野広子さんも、ハンティングワールドを愛用。エスニック風のショルダーベルトが、バーガンディーのニットによく映えていますね。

熊田耀子さん

 
 
 
 
 
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@kumadayoko with our pink travel bag #huntingworld #huntingworldnyc

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元グラドルの熊田耀子さんは、ピンクのミニボストンを愛用。カーキのアイテムが主流ですが、ピンクのアイテムはかなりレア。やさしいピンク色なら、女性らしくフェミニンなスタイルも演出可能ですね。おそろいのピンクのニットでコーデを統一しています。

注目の新作アイテム

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出典:ginzamag

2019年春夏コレクションのランウェイで初登場した、「ALLSTON(オールストン)」シリーズの新作、サコッシュ。3つのサイズとカラーで展開していて、バチュー・クロスにも採用されている耐久性の高いナイロンを使用。旬のトレンドコーデに是非取り入れたいアイテムです。

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出典:fashionsnap

ハンティングワールドは、ラグビー元日本代表ヘッドコーチで、現イングランド代表へッドコーチを務めるエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)とのコラボレーションを発表。2019年9月に日本ワールドカップが開催されることも相重なって実現しました。ハンティングワールドのアイコンである、キャリーオールと、エディー氏も愛用しているというトートバッグの2型で展開する予定。バチュー・クロスにグレーのレザーを組み合わせ、ラグビーを連想させる楕円形の刻印ラベルや、ラグビーボールのステッチなどを取り入れたデザインで、ラグビーのエッセンスがふんだんに感じられるデザインとなっています。

韓国留学→フリーライター→現在は韓国で2児の子育てをしながら、バイマのパーソナルショッパーとして活動中。目標に向けて、日々邁進しています。
好きなこと:読書、ネットショッピング 尊敬する人:ホリエモン、デヴィ夫人