DIOR HOMME B21スニーカー | SHOPPERS PLUS【BUYMA（バイマ）】

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クリス・ヴァン・アッシュが遺してくれたもの

ここ数年、ロゴものブームの流行が著しく、ハイブランドからカジュアルブランドまで、ロゴものは大人気のアイテムとなっています。

Tシャツやバッグはもちろん、スニーカーも例外ではありません。

エディ・スリマンに代わり2007年からディオールのメンズ部門のデザイナーを約10年間に渡り務め上げたデザイナー、クリス・ヴァン・アッシュ（2018年3月退任）のデザインによるこちらのB21スニーカーシリーズは、スニーカーの甲の部分に大きくDIORのロゴが配され、清潔感とスタイリッシュさに溢れる名作スニーカーです。

クリス・ヴァン・アッシュといえば、 Dior Hommeのアトリエが位置するパリのマリニャン通り3番地をモチーフにした「Atelier」シリーズが大ヒットしたことで有名ですが、これにより、ディオールメンズ部門が一気に国内でも人気が高まるきっかけとなりました。

クリス・ヴァン・アッシュは、クラシックなテーラードスタイルを大事にしながらも、カニエ・ウエストなどの影響により、ストリートの要素をハイブランドに取り入れることで、ディオールならではの格調高いハイブランドの香りを残りつつも、現代風にアレンジしたデザインで、それまでは縁の遠かった、若い世代を取り込むことに成功したのです。

B21スニーカーでも、ストリートとハイブランドの融合は見事に表現されているといえるでしょう。

軽量で通気性とフィット感に優れたテクニカルニット素材を採用し、機能性に優れていることはもちろん、中央に配されたロゴを十分に主張し、邪魔にならないようシューレースは周囲に縫いつけたようなデザインとなっています。インナーソール部分にもディオールのＤロゴが見えるようになっているところにもこだわりを感じます。

ソールは、つま先からかかとにかけて少しずつカーブを描き、遠近感を高めるためにウェーブの切り込みが入っているため、足元をより綺麗に見せてくれます。