第6章 1.商品情報を引用する

更新日 : 2019年4月20日

商品を出品するにあたり、サイズやカラー、素材など必要な商品情報を収集します。基本的には仕入れ先の商品ページを参考にしますが、仕入れ先の商品ページだけでは情報不足であることが多いので他サイトから引用するようにしましょう。

衣類に関しては、日本のショッピングサイトのように寸法の記載がないので着用モデルサイズがあると、お客様はサイズ感を把握しやすいです。また、商品画像についても、第3章 5.出品方法ですでにお伝えしている通り、着用画像があれば一緒に加工した方が見栄えもいいですし、画像を他サイトから引用することで、仕入れ先の漏洩を防ぐことができますよ。

①ブランド公式サイトを参考にする

一番簡単に検索ができ、正確な情報を得ることができます。「参考価格」の項目に記入する日本の定価も調べる必要があるので、まずは公式サイトからチェックするのがオススメです。中には、公式サイトに掲載されていない商品もあるので、見つからない場合は②または③の方法を試しましょう。

②他サイトを参考にする

公式サイトで同じ商品が見つからなければ、他サイトから引用します。第5章 2. 仕入れ先リサーチの方法で解説しているGoogle検索やショップ検索サイトでの検索でも調べることができますが、Farfetchや楽天市場で出品されている商品から探すとすぐに見つかったりします。

Farfetchはどの商品も細かく商品情報が記載されており、バイヤーであれば誰もが知っているサイトなので、画像の引用に最適なサイトでもあります。商品取り扱い数が多いので人気ブランドからマイナーブランドまで、どんな商品でも比較的見つけやすいのでオススメです。

楽天市場は、Farfetchほどブランド品の商品取り扱い数は多くないですが、シューズや衣類の詳細情報が記載されていることがあります。シューズであれば、大きめ、小さめといった実際に履いたときのサイズ感、衣類であれば、平置きサイズでの寸法が記載されている場合があるので、そのような商品情報は引用して、出品時に記載するようにしましょう。

また、Net-a-Porter、MR PORTER、matchesfashion.comの海外ショップでも実寸サイズが記載されているので、参考にしてみましょう。

③仕入れ先ショップに直接問い合わせる

①と②の方法でも見つからなかったという場合は、直接仕入れ先ショップに問い合わせてみます。どのショップもサイト上に「CONTACTS」の項目があるので問合せフォームまたは問合せ専用メールアドレスから問合せをします。

時差の関係やショップの定休日、その国の祝日を挟むとすぐには返信がこない場合があります。単に返信を忘れられている場合もあるので、返信が2,3日なければ再度問い合せてみましょう。

商品の検品や梱包然り、日本では考えられないような対応をされることもありますが、こればっかりはどうすることもできないので、相手国のお国柄を理解して、柔軟な対応をしましょう。

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