Louis Vuittonについて
ルイヴィトンは、1857年に旅行用トランク職人であった、ルイ・ヴィトンによって創立されました。馬車や船、汽車などが主な交通手段であった当時、荷物は手荒く扱われていて、わずか16歳でトランク職人の道を歩むこととなったルイ・ヴィトンはそんな旅行者のために、オーダーメイドのトランクを製作する職人として活躍します。積み重ねが可能な平蓋式、防水加工を施した丈夫で軽量の特殊コットン素材、盗難防止のための錠前を考案するなど、画期的な旅行鞄を生みだし、旅行鞄の代名詞と呼ばれるほどの人気を博します。
1896年には、ルイ・ヴィトンの息子が事業を引き継ぎ、現在ルイヴィトンの象徴となっている「LV」のイニシャルに星と花を組み合わせたモノグラム柄が登場。実は、これは当時模倣品に頭を悩ませていたブランド側がコピー対策として考案されたものでした。当時ヨーロッパで流行していたジャポニズムの影響を受けて、日本の家紋をモチーフにしたとも言われています。昔も今も、ラグジュアリーブランドはコピー品に苦慮していたのですね。
1914年にはパリシャンゼリゼ通りに路面店をオープンし、以降、世界的ブランドとして成長し、トラベル用品だけでなくハンドバッグなどのファッションアイテムを取り扱うようになります。1987年ルイヴィトンと大手シャンパンメーカーのモエ・ヘネシーが合併したことにより、「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」グループが誕生。今では、セリーヌ、ベルルッティ、クリスチャン・ディオール、エミリオ・プッチ、フェンディなど有名ブランドを抱えた世界最大のブランド企業となりました。
近年では、日本を代表するグラフィックデザイナー、村上隆とのコラボレーションやストリートブランドのシュプリームとのコラボレーションなど現代的で斬新なデザインを取り入れ、老舗ブランドのイメージから抜け出し、時代の最先端を行くハイファッションブランドとして成長を続けています。
2018年3月、7年間クリエイティブデザイナーを勤めたキム・ジョーンズに代わり、Off-Whiteのクリエイティブデザイナーを務めていたヴァージル・アブローが就任しました。シュプリームのときには全世界中が注目する社会現象となりましたが、今回もどのような話題を巻き起こすのが、注目されています。
定番人気商品
Monogram Upside Down 長財布
「LV」マークを逆さにした、スタイリッシュで遊び心溢れるアップサイドダウン。18FWシーズンで発表されて以来、大人気となっているシリーズです。国内のオンラインショップではお取り扱いが少なく、レアなアイテムとなっています。
タンブールホライゾンウォッチ
まだ現代のように飛行機で簡単に旅ができる以前から、最先端のトラベル用品を世界に届けてきたルイヴィトンから、世界を旅するための最先端技術を取り入れたウォッチが登場。ルイヴィトンのアイコンでもある「タンブール」のデザインに、GoogleのアンドロイドOSを搭載し、wifi接続が可能でフライト時刻とゲート情報教えてくれる「My Flight」機能や、近くの最高のレストラン、ホテル、歴史的名所、観光スポットなどをリアルタイムで表示できる機能を搭載。スタイリッシュな見た目だけではなく、頼りになるハイテク機器なのです。また、ストラップは30種類の中から選べ、3種類のフェイスと組み合わせることにより、お好みのデザインにカスタマイズできるという心憎い演出もヴィトンファンにとってはポイントが高いですね。
Louis Vuitton×SUPREMEコラボ
2017年に発表されたシュプリームとのコラボは全世界で瞬時に商品がなくなり、その後も価格は高騰し続け、今ではプレミア価格で入手が困難になっている幻のアイテムです。シュプリームファンにとっても、ヴィトンファンにとっても、いつか手に入れたい憧れのアイテムとなっています。
その他人気アイテム
モノグラム キーポル ボストンバッグ
トラベル用のバッグといえば思い浮かべる方も多いヴィトンのボストンバッグは是非とも取り入れたいアイテム。数々の海外セレブや芸能人も愛用していて、セレブリティ気分が味わえます。伝統技術が駆使されていて、丈夫で長持ちするところも魅力的。
モノグラム エクリプス バックパック
男性に人気の高い、シックなブラックのモノグラムエクリプスのバックパック。スタイリッシュで清潔感の漂う洗練されたデザインでコーデを引き締め、高級感を与えます。中はタブレットも入るポケットとカードポケットを装備し、開閉しやすく収納力に優れた外ポケットもあり、機能性も抜群です。
ダミエ・グラフィット アヴェニュー・スリングバッグ
市松模様がトレードマークのダミエもルイヴィトンの人気アイコンアイテム。モノグラムはクセが強すぎて苦手、という方も抵抗なく取り入れられるシンプルなデザインが魅力です。持ち物の少ないメンズの普段のお出かけにぴったりの大きさでデイリーユースできること間違いなし。幅広い年代の方にお勧めできるアイテムです。
モノグラム・グレーズ メッセンジャーバッグ
2018秋冬メンズ・コレクションに登場した新作メッセンジャーバッグです。光沢感のあるコーティング加工技術で雨にも強く、しっかりと体にフィットし、両手がフリーになるので海外旅行などにも便利です。パスポートや貴重品、スマホなど大事なものを守ります。ベルト部分に入ったロゴも見逃せません。
モノグラム エクリプス バムバッグ
斜めがけにしてボディバッグに、腰に巻いてヒップサックにと2WAYの演出が可能で、ハンドルがついているので持ち運びも便利。ツートンカラーがスタイリッシュで、中身が見やすく、ペットボトルや折りたたみ傘、文庫本など必要なものプラスアルファで使いたい方にお勧めの大きさです。
愛用芸能人
岩田剛典さん、斎藤工さん、NAOTOさん
https://twitter.com/exnews24/status/822098701699219458
2017年のショーに、NAOTOさん(EXILE,三代目JSB)、岩田剛典さん(EXILE,三代目JSB)、俳優の斉藤工さんと豪華勢ぞろいした3ショット。岩田さんはシンプルな黒のジャケットコーデにモノグラムのマフラーを合わせ、ラグジュアリー感を出しています。
香取慎吾さん
いかにもなモノグラム柄ではなく、あえてルイヴィトンの文字と都市名を組み合わせた「エシャルプ・シティズ」を愛用してファッショナブルなセンスが感じられる元SMAPの香取慎吾さん。ブルーとホワイトのツートンカラーが都会的で、カジュアルなコーデにも取り入れられるアイテムです。
デヴィット・ベッカム
普段からルイヴィトンを愛用しているデヴィット・ベッカム。海外遠征が多いスポーツ選手にも、丈夫でしっかり荷物が保管でき、スポーツコーデを引き締めるヴィトンのバッグは必需品といえるでしょう。
新作アイテム
2018SSコレクション
2018秋冬メンズ・コレクションでは、ルイヴィトンのシグネチャーをエンボス加工で施したダーク・アンフィニティの「ポルトフォイユ・ブラザ」が登場。今までの柄物アイテムから一歩進んだシンプルでモダンなデザインです。16枚のカードポケットとコインケースを装備し、頼りがいのある収納力を実現しました。
モノグラムにPV加工を施し、光沢感のある仕上げでスタイリッシュかつ防水性を高めた「LVアウトランド・ライン アンクルブーツ」。軽量のマイクロアウトソールで足に負担をかけず、つま先部分とバックソールのロゴメタルプレートが高級感を添えます。細身のソールラインがワークアウトしすぎず、ラグジュアリーブランドらしい上品さを演出しています。
ルイヴィトンの人気ライン、エピとダミエを様々な色合いのレザーでパッチワーク風に組み合わせた斬新なデザインの「クリストファー PM」。内ポケットの他、外側にペットボトルなどを収納できるポケットがサイドにあり、とても機能的。人気のデザインを同時に楽しめる、贅沢なバックパックです。ネイビーの他、ブラウンカラーも展開しています。
2019SS メンズコレクション
全世界が注目を集める、ヴァージルアブローがプロデュースする2019年春夏メンズコレクションは、スタイリッシュで清潔感とラグジュアリー感を兼ね備えたオールホワイトのコーデで幕開けをしました。その詳細と全貌が分かるのは年末以降となりそうですが、今まで以上の盛り上がりを見せることは間違いありません。テーマは、多様性を意味する「diversity」。既存の概念を打ち破る新鮮で斬新なデザインのアイテムを予感させますね。
今流行のトレンドカラー、蛍光イエローのバッグや、透明なPV素材のボストンバッグやトランクなど、ヴァージル・アブローワールドの魅力が贅沢に感じられる斬新なデザインで、老舗ブランドが新たに息を吹き返します。今回のコレクションでは、モノグラムノ色を鞄の色と統一し、光沢を抑えたマットな質感のバッグと、PV素材のカラフルなデザインのものが中心となっているようです。
ボストンバッグにチェーンをからめた、今までにはありえなかったデザインも登場!ますますラグジュアリーストリートのトレンドは定番化しそうです。
今回のコレクションで特に目を引いたこちらのオーロラカラーのPVボストンバッグ。そこはかとないおしゃれさとラグジュアリー感たっぷり。ファッション感度に敏感な海外セレブがこぞって求めることは間違いないでしょう。
https://www.instagram.com/p/BkTdQoZF6tZ/?taken-by=louisvuitton
今回のコレクションのうち、まだどのアイテムが国内で正式に販売されるかは分かっていませんが、人気のアイテムは早期完売しそうな予感。今から、気になる新しいコレクションをあらかじめチェックしておきましょう。
韓国留学→フリーライター→現在は韓国で2児の子育てをしながら、バイマのパーソナルショッパーとして活動中。目標に向けて、日々邁進しています。
好きなこと:読書、ネットショッピング 尊敬する人:ホリエモン、デヴィ夫人