第6章 4.出品後のメンテナンスの重要性

更新日 : 2019年4月20日

「一度出品したらあとは売れるのを待つだけ」では、売上を大きく伸ばしていくことはできません。出品時は競争優位に立てていたとしても、出品後そのまま放ったらかしにしていると、当然その間にライバルが値下げしたり、新たに良い条件で出品をしている競合バイヤーが出現します。

そうすると、優位性を維持し続けられず、せっかくの受注の機会を逃してしまうことになります。また、トレンドの変遷や新作アイテムの入荷により人気ランキングの順位は日々入れ替わっており、お客様のニーズも変動していきます。

そこで、出品後のメンテナンスが必要になってきます。出品後のメンテナンスにおいても、BUYMAでのニーズとライバルとの優位性を常に意識することが重要ですので、自分の出品商品が常に競争優位に立てるよう、出品後は必ず出品した商品を振り返り、メンテナンスを行いましょう。

もちろんメンテナンスをしなくても、商品が売れることはありますが、同じ商品が連続で売れることは極めて少ないです。本コンテンツでは「効率的に稼ぐ」ということを重要視していますので、皆さんにもできるだけ少ないリサーチと出品数で同じ商品を長く売り続けるようになっていただきたいと思っています。

せっかくいい商品をリサーチができていても、一度売れたらそれっきり…ではもったいないですし、ライバルより価格が少し高かったせいで売れない…となれば、リサーチの努力も虚しく、非効率しか生みません。新規出品よりもメンテナンスは優先事項と考えておきましょう。

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それでは、具体的にどんなメンテナンスをしていけばいいのか解説します。

ここでは、出品した商品が表示されるような対策は十分に行えている前提で話を進めます。
参照:第4章 1.商品リサーチとは

メンテナンスの際に特に見直すポイントは以下の3点です。

・販売価格
・配送日数
・バイヤーのイメージ

販売価格

一番は価格が大きく影響しますので、 BUYMA内での相場、ライバルとの価格差に応じて販売価格を調整します。ただし、第6章 2.販売価格の決め方で前述したように、目安として5%以内の価格差であれば受注率にさほど影響しないので、価格以外の項目も必ず見直しましょう。

配送日数

在庫販売の場合、無在庫販売に比べ、配送日数を短縮できるので販売価格だけで勝負しなくても優位性を築くことができます。ライバルが無在庫販売なのであれば、価格はライバルより高めに設定するのもアリです。反対に、無在庫販売であれば、この配送日数はどうやっても縮めることができないので、販売価格とバイヤーのイメージで優位性を出す必要があります。大きな価格差を出すと全く利益が出ないとなれば、それは商品リサーチのカテゴリーが間違っていたということになるので、リサーチから見直しましょう。

バイヤーのイメージ

お客様は、バイヤーの評価、出品画像、問い合わせ返信や商品ページでの言葉遣いなど、あらゆる要素からこのバイヤーは信頼できるのか?ということを汲み取ります。「不満」の評価が多いとなると、やはりいい印象は持たれないですし、荒い画像を使っていたり、小さい画像のまま加工していると、このバイヤーはやっつけ仕事の適当なバイヤーなのかな…と思われるでしょう。また、問い合わせ返信や商品ページでの言葉の言い回しはその人柄が出ますので、そういった部分からもお客様は総合的に購入するかどうかの判断をします。

 

以上の3点全てでライバルとの優位性を保ち続けられれば、受注率はグンとUPします。

3点全てが完璧であるのが理想ですが、購入者によってニーズは異なりますので、そのニーズに合った項目で一つでも優位性を築くことができれば受注に繋げることができます。

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