前編では私が稼げなかった頃のリサーチ方法についての話でした。
【前編】はこちら☞私が稼げなかった頃のリサーチ方法
後編では、
どのようにして自分の戦い方を見つけていったのか?
無在庫バイヤーが出品するべき商品とは何なのか?
について書いていきたいと思います。
バイマを分析して分かったこと
自分なりにバイマを分析してみて分かったことは、
バイマでは、定番人気商品やトレンドアイテム以外の商品もバンバン売れている
ということでした。
どうしても、ランキング上位の商品や誰でも知っているような人気ブランドに目がいきがちですが、メジャーではないけれどコアなファンがいるブランド、明らかにダサいけど売れる商品がたくさんあります( ̄∀ ̄)w
あとは、人気ブランドのちょっとマイナーなアイテムやニッチなカテゴリーもそうですね。
そういった万人受けはしないけれどポツポツと売れる商品が狙い目だと分かってきたんです。
自己流のリサーチをやっていた時は、見事に王道人気商品ばかりを出品していましたが、全く勝ち目のないところを狙っていました。。( ꒪⌓꒪)
というのも、このゾーンで勝ち残っている方たちというのは、楽天などでも月商1億円以上販売しているような大きなショップ、すなわち、大きな予算を使って大量に仕入れている在庫販売メインのショッパーです。
このような大手ショップと人気商品を取り合いながら戦うには、1000万円以上は資金が必要になりますし、資金的な余裕がない私にはかなりハードルが高いのです。
私は在庫は一切持たず、全ての商品をバイドラから仕入れていますが、例えば、ステラのファラベラなんかは、バイヤーズドライブのショップから普通に仕入れてもなかなかバイマで勝てません。。
バイヤーズドライブのプレオーダーを利用したり、割引率が高いタイミングを狙えば、十分に戦えますが、そのためにはやっぱり在庫を持つ必要があります。
ファラベラのような王道人気商品は大手ショップが得意とする分野で、私のような無在庫バイヤーが扱うのは無謀だということがようやく分かってきたわけです。
リサーチのズレを軌道修正
そこで、
大手ショップが大量に在庫を買い込んでいるような商品はキッパリと勝負しないことにしました。
その代わりに、大手が在庫として持ちづらいような商品を徹底的に研究していきました。もちろん、大手が持っていない商品ならば何でもOKというわけではないので、
大手はあまり参入していない
それでもバイマで売れる可能性が高そう
この条件に合致する商品にこだわることにしました。
最初はバイヤーズドライブのショップを一つずつ、じっくり見るようしました。
全カテゴリー、1ページずつです。
商品取り扱い数の多い某ショップなんかは、全ページ見るのにもかなり時間がかかりましたが。。
それでも1ページずつ見て、気になった商品や初見のブランドは必ずバイマでどれぐらい人気がある商品なのか確認しました。
そして、雑誌やSNSからも積極的にリサーチするようになったのですが、雑誌掲載商品だったり、芸能人やインスタグラマーさんが着用している商品であっても、必ずバイマでの売れ筋を基準にリサーチを進めるようにします。
巷では人気の商品であっても、バイマではあまり売れていない商品は意外とありますし、その逆も然りです。
ただ、バイマだけ見てもわからない商品があります。
新作商品などがそうですが、まだバイマの出品数は少ないけれど、今後売れる見込みがありそうな商品はどんどん出品して、アクセス数やほしいもの登録数の動向、実際の売れ行きを確認するようにしました。
最初は的外れなリサーチをしてしまうこともありましたが、当時は出品商品全てのアクセス数とほしいもの登録数の統計を取って、リサーチのズレを少しずつ軌道修正してきました。
無在庫バイヤーが出品するべき商品とは
狙うは「ニッチ」「マイナー」です!
言い換えるならば、「ずらし」ですね。
在庫販売をメインとしているショッパーさんが扱わない商品を狙います。こういったショッパーさんたちはだいたい回転率のいい王道人気商品を扱っているので、逆に私たち無在庫バイヤーは、回転率はあまり良くない(ポツポツとしか売れない)けれど、コアなファンがいる商品を扱えばいいわけです。
穴場商品ほどコアなファンがいますし、ライバルが少ないので価格競争にもならず、高粗利で売れちゃったりします。
1つの商品が3つも4つも売れるケースは少ないのですが、ポツポツと売れる商品が月に20件でもあれば、月収30万や40万円も難しくないですよね。
ただ、注意したいのは、ずらしすぎないことです。
ずらしすぎると、これまた売れないので、いい具合のずらし加減がポイントです。
自分が戦うカテゴリーを理解する
こんな感じで、自分が戦うべきカテゴリーを少しずつ理解できるようになった今、さらにリサーチの精度を高めるべく、試行錯誤しております(・∀・)ゞ
自分が戦えるカテゴリーというのは、仕入れ力と資金力の度合いによって自ずと決まります。
そのカテゴリーに反したリサーチをしてしまうと、かつての私のように出品すれども売れない…ということになりかねません。。
自分が戦うカテゴリーを理解することが、効率的に稼ぐコツとも言えますね。
最後に、自分が戦うカテゴリーを理解する上で、とっても参考になる記事を引用して締めたい思います(*´∀`)ノシ
【参考記事】第4章 3.効率的に稼ぐための商品リサーチとは
記事No.:SP1-7
先輩バイヤーのコメント
プラスくん
マイナスくん
趣味のヤフオクで、さおりんの必殺技「ずらし」を使ったら効果抜群でした!
931931円なのに、既に1件売れており2件目も落札がありそうです!
BUYMAのパーソナルショッパーしてます。
シンプルベーシックなスタイルにどこか女性らしさや自分らしさを感じられるファッションが好きです。
好きなもの:バッグ、ワンピース、靴、ワークアウト、旅行
大手企業はプレオーダーと呼ばれる仕入れ方法で、ショップに商品が入荷する前に、大量に事前オーダーをすることで大幅に安く買い付けていることが多々あります。
これができるブランド、カテゴリは限られていますが、例えばステラマッカートニーのファラベラミニなどが代表的で、そういった商品は、大手企業が幅を利かせることが多いです。
その際は、通常の小売価格に対して35~40%オフ+免税の価格で買い付けていることが多いので、なかなか勝負がしづらいという事情があります。
もちろんバイドラであればその価格で購入できるタイミングもありますが、やはり無在庫で販売している間に完売してしまうので、このような商品は避けて出品していくことが無在庫でうまく稼ぐ道ですね。