第7章 2.仕入れ費用を下げる工夫

更新日 : 2019年4月20日

クーポン

各オンラインショップでは定期的にクーポンを発行しています。特に「初回購入限定割引クーポン」は発行しているショップが多いので、初めて利用するショップであれば是非活用しましょう。それ以外のクーポンに不定期で発行されるので、ショップのメルマガに登録してクーポンを受け取りましょう。

ちなみに、Googleなどで「ショップ名 coupon」と検索すると、様々なクーポンサイトがヒットしますが、そこで掲載されているクーポンコードはほとんど利用できないケースが多いので注意が必要です。ショップから送られてくるメルマガに掲載されているクーポンコードが確実ですので、毎回確認するようにしましょう。

送料削減

実際に各ショップで仕入れてみると分かりますが、仕入れ先ショップから日本までの海外送料は意外とかかります。海外送料の設定は各ショップによってまちまちで、一定額以上の購入で送料無料というショップもあったり、購入金額に関係なく一律送料がかかるショップもあります。

海外送料がかかる場合、4000〜8000円くらいで設定しているショップが多いのですが、毎月10件の受注だとしても、毎回4000円の送料を支払ったら4万円です。結構大きな金額になりますね。また、BUYMAの販売価格5万円以下の商品だと特に価格差が出にくいので、そこに4000〜8000円の海外送料が仕入れ費用に加わってしまうと、価格で勝負できない可能性が高くなります。

そこで、送料を削減するために、できる限りまとめ買いをして送料を削減します。一件一件の受注毎に買付けるのではなく、同じショップ次の受注がくるまで数日待ってまとめて買付けたり、安くて回転率のいいスマホケースや財布などの小物類を在庫として購入するのもアリです。最悪その在庫品分は利益を出さずに最安値で出品しても、評価やクレジットカードのポイントを貯めることができるので良しとします。

国内送料についても、できる限り削減したいところです。発送業者はご自身の使いやすいところで構いませんが、毎月一定数の受注がある方は特約料金で発送してもらえるよう後納契約を結びましょう。近年、どこの業者も送料の値上げを実施しており、地域によっても送料が異なるので、どこの業者がいいとは一概には言い切れません。まずは各社見積もりを出してもらい、交渉の余地があれば、値下げ交渉をします。その中で一番送料が安く、使い勝手のいい業者を選ぶようにするのがオススメです。

また、通常の宅配便だけでなく、安い送料で発送できるサービスはフル活用しましましょう。具体的には、ヤマト運輸であれば「ネコポス」、郵便局であれば「ゆうパケット」「クリックポスト」「レターパックライト」「レターパックプラス」です。

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ショップへ直接割引交渉

かなりシンプルな方法ではありますが、意外と有効であり、実践しているバイヤーも少ないので穴場の手法でもあります。ショップのお問い合わせ欄から率直に「安くして欲しい!」とメッセージを送ってみましょう。

メッセージを送る際のポイントとしては、まず、日本語でのビジネスメール同様、英語でも書き出しと結びの常套句があるので、丁寧な英語でメッセージを送るのが基本です。英語が苦手という方も、難しい英語は使う必要はないので、ネットで調べるなりしましょう。そして、大事なのは次の2点をしっかりと伝えることです。

・安定して販売できる環境が日本にあるので、毎月どんなブランドのどんな商品をいくらぐらい購入したい旨を伝える(BUYMAのバイヤーページを送ってあげてもいいかと思います。)
・希望の割引率を明確に伝える

日本と違い、本音と建前は要らないお国柄ですので、ストレートに伝えてしまって構いません。当然、ショップ側もボランティアで誰でも割引してくれるわけではないので、ショップ側にもメリットを感じてもらえるような交渉をしましょう。

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★問い合わせテンプレート(英語版)のダウンロードはこちら☞パーソナルショッパーお役立ちデータ

キャッシュバックサイト

直接仕入れ先サイトにアクセスするのではなく、キャッシュバックサイトを経由してサイトにアクセスし商品を購入することで、購入価格の数%のキャッシュバックを受けることができます。基本的な使い方はどこのキャッシュバックサイトも同じですので是非活用してみてください。

オススメのキャッシュバックサイトは以下の3つです。

Mr. Rebates(ミスターリベイツ)

アメリカの大手キャッシュバックサイト。amazon、ebay、macy’s、Coach、Kate Spade、Victoria’s Secretなどの大手通販サイトや百貨店、人気ブランドまで2000以上のサイトが登録されています。有名ショップだけでなく、セレクトショップの登録もありますよ。

Ebates(イーベイツ、または楽天Ebates)

アメリカの大手キャッシュバックサイト。楽天が2014年に買収しています。Mr. Rebates同様、2000以上の人気ショップが登録されています。

Rebates(リベイツ)

楽天が運営するポイントバックサイト。割合としては国内サイトの方が多いですが、海外の人気百貨店の登録が多数あります。

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一流の仕入れ力が手に入る!『BUYER’S DRIVE(バイヤーズドライブ)』

バイヤーズドライブは、人気ブランドのアイテムが1点から特別価格で購入できるようになるサービスです。バイマ初心者から実績上位のバイヤーまで幅広く利用されています。

バイドラ体験記