第3章 5.出品方法

更新日 : 2019年4月20日

ここまでで、BUYMAのアカウントも無事に作成でき、BUYMAのルールも理解できましたね。ここからは商品の出品手順と付随する細かいテクニックについてお話していきます。

出品の方法と各項目の説明

matchesfashion.comというイギリスのショップから、サンローランのモノグラムウォレットを出品してみます。

商品ページの見方は以下の画像をご覧ください。ほとんどの仕入れ先ショップが同じような仕様です。

教材

同じページのGoogleChromeの自動翻訳機能で表示されたページはこちらです。

教材

では、この商品をBUYMAに出品していきます。

商品画像

商品画像をダウンロードして加工し、アップロードします。

画像はドラッグ&ドロップまたは、赤枠内をクリックしてアップロードすることができます。

画像は非常に大事です。

BUYMAの購入者の8割はスマホからの購入です。

スマホでBUYMAの商品一覧を見ると、1枚目の商品画像と価格、ブランド名の情報しか確認できません。

人気ランキング順で表示するとSEOでの検索結果は反映されていますが、新着順で表示すると、純粋に出品順に掲載されていきますので、購入者は商品画像と価格、ブランド名だけで商品をクリックして商品ページまで行くか、それともその商品はスルーするかを判断します。

そのため、1枚目の商品画像だけでどう購入者にアピールできるかが大事なポイントとなります。

購入者がレディースの長財布を人気順で検索したときに閲覧しているのはこのようなページです。

◉スマホ

◉アプリ

1枚目の画像を作成する際のポイントは以下の5点です。

・画像が大きすぎず、小さすぎないこと(適度な余白があること)
・商品画像だけではなく着用画像があれば一緒に加工する
・必要な文字情報を入れる
・カラー展開が複数ある商品のときはなるべくまとめる
・買付け先の画像は使わず、他サイトから引用する

それでは、一つずつ解説していきます。

画像は大きすぎず、小さすぎないこと(適度な余白があること)

商品一覧をスクロールしていったときに、パッと目を引くようなインパクトが重要です。

商品画像は全体のバランスを考えた上で、できる限り大きく拡大しましょう。

◎良い例


×悪い例

商品画像だけではなく着用画像があれば一緒に加工する

今回の財布や小物系の着用画像はどこのサイトを探してもないので難しいですが、バッグやシューズ、衣類の場合は、着用画像も一緒に加工するようにしましょう。特にバッグの場合、サイズ展開があるものだと、商品画像だけではサイズが特定できません。そこで着用画像があると一目でどのサイズなのかわかりますし、そのバッグを持ったときの雰囲気もわかるので、購買意欲を掻き立てることができます。

カラー展開が複数ある商品のときはまとめて出品する

複数カラー展開がある商品の時は、まとめて出品するのがオススメです。

理由はアクセスを集めて、人気ランキング上位にもっていくためです。

アクセス数は人気順を決める要素の一つになっているので、ワンカラーずつ出品するとそれらが分散されてしまいますが、カラーをまとめて出品することで集約され、その分ランキング上位にもっていける可能性が高くなるということです。

ランキングを制するものはBUYMAを制する!と覚えておきましょう。

ランキング人気順についての内容は詳しく後述します。

買付け先の画像は使わず、他サイトから引用する

基本的に買付け先の画像は使わず、他サイトから引用するようにします。

なぜなら、画像はリサーチをする上で大変重要な情報になり、買い付け先の漏洩に繋がる恐れがあるからです。

型番のところでも触れましたが、farfetchや公式サイトで検索すれば、ほとんどの商品がすぐ見つかりますので、少し手間だと感じても画像は差し替えることをオススメします。

また、最近では出品後も画像の差し替えができるようになりましたので、商品が売れて手元に現物が届いたときに写真を撮影して、掲載するのもオススメです。

必要な文字情報を入れる

「即日発送」「2~3日でお届け!」「国内発送」などアピールできるポイントは文字情報として入れます。

基本的には無在庫販売を実践する方が多いと思いますが、在庫販売をする場合には、すぐに購入者の手元にお届けできる点をアピールすることで受注率を高められます。

また、輸入をしたことがない方にとっては、関税がどれぐらいの金額で請求されるのかわからないので、関税込みである国内発送の方が安心で嬉しいという方も多かったりします。

なぜ商品名だけでなく、わざわざ画像にまで入れるのかというと、スマホで商品一覧ページを閲覧したときに商品名が表示されないためです。

現在は、『関税負担なし』のアイコンが表示されるようになったのと、『即発送可能(手元に在庫有)』で絞り込み検索ができるので、必ず文字情報を入れた方がいいという訳ではありませんが、一テクニックとして取り入れてみるのもオススメです。

【参考記事】バラバラの大きさの画像をBUYMAの商品画像向けに一発で最適化
【参考記事】サイト上の画像を欲しい範囲、欲しい形式で簡単取得! ブラウザ編
【参考記事】サイト上の画像を欲しい範囲、欲しい形式で簡単取得! Windows編

商品名

『モノグラム キルティング レザーウォレット』または、『モノグラム キルティング 長財布 ブラック』などと記入します。

基本的に仕入れ先サイトの英語の商品名を訳せば問題ありません。

翻訳が分かりにくいときは購入者がわかりやすいワードを追加しましょう。

商品名には、商品の名称やカテゴリ名だけでなく、魅力的に見えるワードを追記しておくことも大事です。

例えば、以下のようなワードです。

ブランドコラボ/限定品/新作/希少品/SALE/雑誌掲載/著名人愛用/関税送料込/国内即発/国内発送/日本未入荷

なお、キーワードとキーワードの間には必ず半角スペースを入れてください。半角スペースを入れないと購入者が検索したときにワードがヒットしない可能性があります。

※出品後は商品名の変更はできません。出品を確定する前に必ず誤字脱字がないか確認しましょう。

商品コメント

「サンローランのアイコニックなYSLモノグラム。
ゴールドのロゴがとても上品で、大人気の定番デザインです。
キルティングステッチとカーフスキンの組合せで
とても丈夫な作りとなっており、末長くご愛用いただけるかと思います。
大切な人へのプレゼント、自分へのご褒美にいかがでしょうか♪」

商品コメントは購入者様が検索するであろうキーワードを押さえること、購入者様がその商品を使用(着用)しているシーンを鮮明にイメージさせてあげることが重要です。

商品コメントが丁寧に書かれていると、商品のイメージがわきやすいですし、バイヤーへの信頼感も高めることができるので、購入や問い合わせまで繋がりやすくなります。

ブランド品は特に、年に1、2回自分へのご褒美で購入する方、恋人への特別なプレゼントで購入される方が多いと思います。候補がたくさんある中で色々と吟味し、購入の決断まで至ります。商品コメントに限らず、商品ページの中にできる限り多くの安心材料を作り、購入導線を引いてあげることが大事です。

購入者は私たちが思っているより、BUYMAの仕組みやブランド品について知りません。「このショッパーは本当に信頼できるのかな…」「定番が長く使えるかな…」「デザインは可愛いけどコーディネートに合うかな…」「本当はピンクが可愛くて欲しいけど、ずっと使うには飽きるかな…」などと、色々と悩んでいる購入者様の背中を押してあげるのが商品コメントですので、購入者側の気持ちになってできるだけ詳しく記載をしましょう!

商品紹介文の商品コメントの分量の目安としては、3,4行ほどで、150文字ぐらいが読みやすくちょうどいいです。

毎回検索キーワードを押さえた商品コメントを作るのも大変なので、商品紹介文の他に、そのブランドの紹介文を定型文として予め作成しておくのもオススメです。そのブランド紹介文と商品紹介文があれば、万全のSEO対策ができます。

また、購入者に知っておいてほしい取引上の注意を記載しておくのもオススメですよ。「お取引について」は見逃している購入者も結構多いので、「お取引について」の内容から特に重要なものだけ抜粋し、記載しておくといいでしょう。

キーワードのみの羅列、商品に全く関係のないキーワードを使用することはBUYMAで禁止されています。ペナルティの対象になりますので、必ず商品に関係のあるキーワードを使い、自然なセンテンスで掲載しましょう!

芸能人の名前を記載するのは基本的にOKですが、「中村アン」のワードを記載するのはBUYMAで禁止されているので注意です。

【BUYMA お知らせ・販促データ】”中村アン”氏パブリシティ権侵害について

カテゴリ

『レディースファッション』→『財布・小物』→『長財布』と順番に選択します。

基本的には商品を見て判断しますが、ハンドバッグにショルダーストラップがついたバッグや、フラットシューズでもありバレエシューズでもあるシューズ、ジャケットでもありブルゾンでもあるアウターなど、どちらのカテゴリーでも決して間違いではないけれど、どのカテゴリにするか迷う商品もあります。

その場合は、BUYMAで同じ商品を出品している出品者のカテゴリを参考にするのがオススメです。カテゴリに限らず、間違った情報で出品している出品者もいるので情報の信憑性を確認してから、人気ランキング上位の商品を参考するようにしましょう。

※出品後はカテゴリの変更はできません。出品を確定する前に必ずカテゴリの選択に間違いがないか確認しましょう。

ブランド名

『Saint Laurent(サンローラン)』を選択します。

検索窓に『Saint Laurent』または『サンローラン』を入力するか、ブランド一覧から選択することができます。

なお、MONCLERやUGGなど出品可能なパーソナルショッパーが制限されているブランドは、選択項目にありませんのでご注意ください。

【BUYMA お知らせ・販促データ】出品可能な方が限定されているブランドについて

モデル名

ブランド名を選択したあと、モデル名が選択できるブランドがあります。モデル名がある商品であれば、選択するようにしましょう。

モデル名については、商品名に入っていることが多いですが、分からない場合はBUYMAですでに出品されている商品を参考します。

今回のサンローランのモノグラムウォレットの場合は、モデル名はないので『選択しない』をクリックします。

※出品後はブランド名、モデル名の変更はできません。出品を確定する前に必ずカテゴリの選択に間違いがないか確認しましょう。

シーズン

『2018SS』を選択します。

シーズンが分かるものは該当のシーズンを選択しましょう。必須項目ではありませんが、購入者の中には新作を購入したいという方もいるのでできる限り選択することをオススメします。

【BUYMA お知らせ・販促データ】シーズン設定のルール化について

テーマ

必須項目ではありませんが、該当するテーマが選択しておくことをオススメします。このテーマを選択しておくと、バイマの特集の際に商品が掲載されるようになります。

今回は、『円高還元セール特集!』を選択しておきます。

タグ

以下のように商品に該当するタグを設定します。

<柄>無地
<タイプ>二つ折り
<素材>カーフスキン

タグはこだわり検索と手元に在庫ありにチェックを入れたときに反映されます。

特に、「手元に在庫あり」「スピード配送」のタグは即発商品特集、在庫一掃セール特集などでピックアップされやすく、お客様も絞り込みやすいタグになっているので、在庫を持った際には必ず設定するようにしましょう。

タグの項目は不定期で追加・変更されますので、各項目は都度確認するようにしましょう。

色・サイズ設定

取り扱っているカラー・サイズと在庫の有無を確認できる一覧表が作成できるので、作成しましょう。この表のカラー・サイズはこだわり検索から絞り込んだときに、検索対象になるので作成することをオススメします。

カラーやサイズ展開が多い商品だと、表の作成も結構な手間になりますが、一度作成してしまえば、右上の『過去の色とサイズをコピー』から過去出品した商品の表をコピーができます。

色・サイズ補足情報には、カラー、サイズ、素材、仕様について記載します。

こだわり検索からではなく、通常の検索窓から「サンローラン 財布 ブラック」などと検索される場合もあるので、カラーについてはサイズ補足欄にも記載しておくのがベストです。

基本的には仕入れ先ショップの商品情報から引用して記載しますが、情報が足りない際にはブランド公式HPなどから引用するようにしましょう。

教材

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教材

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↓翻訳

販売可否/在庫

「1」または「2」に設定するのがオススメです。

その理由は3つあります。

①本来、買付けできる数量を記載する項目でありますが、仕入れ先の在庫は日々変動しており、数百、数千とある出品商品の『数量』をリアルタイムで反映させることは現実的ではありません。そのため、少ない数量にしておけば、商品が売れた時に都度在庫確認をでき、取引キャンセルの数を減らすことができます。なお、数量が0になると、通常購入できない(購入希望者は指名リクエストを入れなければならない)ので早めに在庫確認をし、在庫があれば数量を戻しましょう。

②お客様が商品ページに訪れて、「この商品いいな…買おうかな…」と思ったときに数量が「1」になっていると、多くのお客様が「在庫残り一点なんだな・・完売する前に早く買わないと!」と購買意欲が一気に掻き立てられます。よって、受注まで繋がる可能性が高くなるということです。

③3つ目はほしいもの登録をしているお客様に向けた通知機能を活用するためです。

ここで、欲しいもの登録の通知機能について解説します。通知がいく対象は、欲しいもの登録をしていて、通知設定を解除していないお客様に限ります。対象のお客様には欲しいもの登録をしている商品が以下の状況になったときにメール通知がいきます。

・数量が残り1になったとき(元の数量が2以上の商品が売れて1になったときと、最初から数量1だった商品を欲しいもの登録された商品も対象となります)
・購入期限まであと約1日になったとき(24〜36時間前が目安です)
・数量0や購入期限切れの状態(リクエスト受付中)から出品中の状態に戻ったとき
・値下げ、割引がされたとき(ある程度の金額(または率)が下がらないと通知されないようですが、その線引きは非公開です)

また、BUYMAアプリでも以下の状況になったときにプッシュ通知がいきます。メール通知同様、通知設定を解除していないお客様に限ります。

・購入期限まであと約1日になったとき
・値下げ、割引がされたとき

このような通知がいくことで、お客様は通知がくる度にその商品を思い出し、購入を再検討するために商品ページを閲覧してくれるのでアクセス数がUP、受注に繋がる可能性もグンとUPするので、良いこと尽くしなわけです。活用しない手はないので、是非活用していきましょう。

なお、数量は「1」と「2」のどちらがベターかというのはケースバイケースです。数量「1」の場合は、先に説明したとおりのメリットがありますが、1つ売れて「0」になったときには、出品商品がすぐには購入できない「指名リクエスト」という状態になってしまい、人気順の検索結果も大きく下がることになります。

それを防ぐには予め「2」にしておいたほうが良いのですが、そうするとすぐにはアラートが飛ばなかったり、「もう少しで完売する」というプレッシャーが弱くなりますので、どちらがベターとはなかなか言い切れないのです。

型番/識別メモ

『372264BOW011000』と記載します。

仕入れ先ショップの商品ページには型番の記載がなかったので、サンローラン公式HPで検索するとすぐにヒットしました。

教材

購入者の中には、一度店舗で実物商品を確認し、品番を控えて、BUYMAで同じ商品を探すという方がいます。BUYMAでは型番検索もありますし、購入者にとっては型番の記載があった方が商品が探しやすくなります。

しかし、出品者にとっては、型番を記載しない方が良かったりする商品もあるということを覚えておきましょう。型番はライバルがリサーチする時の重要な情報にもなりますし、購入者が品番検索した検索結果の中から価格のみで判断されてしまう場合があるからです。

必須項目ではありませんので、最初はブランド公式HPやfarfetchで探してすぐ見つかるようだったら記載しておくぐらいでも良いでしょう。最終的には、自分の出品商品や販売スタイルに合わせて記載していくのがベストです。

また、海外セレクトショップのサイトでは、ショップ独自の番号を記載していることがよくあるので、型番と間違わないようにすることと、型番の記載があったとしても、ショップ独自のアレンジが加わっているので、確認が必要です。必ず、ブランド公式の品番で記載するようにしましょう。

farfetchとは、BUYMAでも人気のブランド含む様々なファッションブランドを扱っているECサイトです。

連絡事項(色・サイズ)

デフォルトでチェックが入っているので、そのままチェックを入れたままにしましょう。チェックの有無により、連絡事項欄の記入を必須にするかどうか選択ができます。

現在はカートに入れる時点で、色・サイズを選択する仕様となっているため、カート画面に進んでも色・サイズの連絡事項は既に反映されていますが、万が一購入者がその連絡事項を削除してしまってもチェックが入っていれば、色・サイズが未入力の状態で注文してしまうことを防ぐことができます。

配送方法

『配送方法管理』から自分が利用する配送方法と配送目安の日程を設定します。商品によって配送業者、配送日数、配送料金に違いがある場合は、『配送方法を追加する』から複数登録しましょう。

購入期限(日本時間)

数量のところで前述したように、購入期限についてもほしいもの登録の通知機能があるので活用していきましょう。購入期限の設定は2週間〜1ヶ月半先がオススメです。

期限の間隔が短ければ、その分お客様に通知がいく回数が増えますが、あまりにも短すぎると手間が増えるので、人気商品だけ期限を短くするなどして、商品によって購入期限を変えるのも良いでしょう。

なお、数量0になった商品同様、購入期限を過ぎた商品は「リクエスト受付中」となるので、早めに期限を延長しましょう。また、BUYMAの傾向として、日曜日が一番注文数が多い曜日なので、購入期限を日曜日にしておくとなお良しです。

買付地

買い付けた国や地域を設定します。今回はイギリスのショップなのでイギリスを選択します。

BUYMA事務局から不定期で買付け先のチェックが入りますので、正確な買付地を記載するようにしましょう。

買付先ショップ名

こちらはライバルのリサーチに繋がる情報になり得る可能性があることと、買付先が複数ある商品もあると思いますので、特に記載する必要はないでしょう。空欄でOKです。

発送地

最終発送地を設定しましょう。なお、発送地は現住所と同じでなくても構いません。

商品価格

販売価格の計算式は以下の通りです。詳しい計算方法は第5章 4.仕入れ費用の計算方法で解説しますので、ここでは簡単な説明だけにします。

販売価格=商品代金+海外送料+関税・消費税+BUYMA手数料+国内送料+見込利益

実際に計算してみると、商品代金が8万1910円、このショップはDDPでの発送になるので関税消費税は含まれており、別途計算する必要はありません。日本までの送料は15ドルなので、1ドル=110円で計算すると1650円です。国内送料は800円と仮定し、見込み利益は1万円としましょう。BUYMA手数料は販売価格に応じて決まるので、BUYMA手数料7.56%(税込)を見越して、先に販売価格を決めていきます。

販売価格を10万2000円とすると、その7.56%の7711円がBUYMA手数料となり、見込利益も約1万円になるのでちょうどいい価格です。今回は見込利益を1万円としていますが、あくまで出品方法を解説するための例ですので、毎回1万円の利益が出るように計算すればいいということではありません。販売価格の決め方についてはとても重要になるので、第6章 2.販売価格の決め方で詳しく解説します。

★販売価格計算シートのダウンロードはこちら☞パーソナルショッパーお役立ちデータ

通常出品価格/参考価格

できる限り設定するようにしましょう。こちらを設定することで「○%OFF」とセール価格で二重表記されます。お客様が「SALE」で絞り込んだときも設定されますし、お得感も感じるので設定することをオススメします。参考価格は国内向けの定価、 通常出品価格は14日間以上出品していた商品であれば設定可能です。

通常は、サンローラン公式HPにもある通り、国内定価が9万1800円(税込み)ですので参考価格には国内定価を記入するのですが。。

ここで、販売価格が国内定価より高いということにお気づきでしょうか。

教材

教材

本来、国内定価より安くBUYMAで販売することで、お客様は安いと感じて購入してくれるのが、基本的な販売スタイルになりますが、国内定価より高い価格でBUYMAで販売することはそれほど問題ではありません。

1番重要なのは、BUYMA内での相場です。この点についても、第6章 2.販売価格の決め方で詳しく解説していきますので、今回はこれくらいの説明にしておきます。今回は国内定価より高いので、「設定しない」を選択したまま空欄で構いません。

関税

「関税負担なし」の商品がお客様に分かりやすくなるよう追加された新機能です。

以下の該当商品には「関税負担なし」のアイコンが表示され、購入者が関税の負担がない商品であることが一目で分かるようになります。

①一旦国内のパートナーに送って、国内から発送される商品
②海外発送で、関税が元払いで発送される商品
③海外発送で、関税が発生時、返金の申請が可能な商品

購入者の中には、関税込みの国内発送の方が予め最終の支払金額も分かるし、紛失や破損の心配もないから安心!と行ったニーズもありますので、海外在住の方で、該当商品の場合はチェックを忘れずにしましょう。

国内発送の商品には、購入者の関税負担はないため、自動的に「関税負担なし」が表示され、チェックが入れられないようになっています。

初出品について

BUYMAでは、初出品の際に事務局の審査が行われます。その審査を通るまでは、2品目以降が出品できないルールとなっています。この審査では、「今後BUYMAで活動していくパーソナルショッパーとして問題ないか」「偽物など不適切な商品を出品していないか」の2点を審査されることになりますので、初出品については、いかに売れそうな商品を出品するか、よりも、いかに審査が通りやすい商品を出品するか、ということを考えて出品商品を選定しましょう。

審査を通すポイントは以下の7点です。

・BUYMAである程度メジャーなブランドから商品を選ぶこと
・商品画像は商品の詳細がわかるよう複数枚(目安4枚以上)掲載する
・商品詳細や商品コメントも丁寧に記載する
・上乗せする利益は販売価格の1〜1.5割程度にし、妥当な価格設定にする
・仕入れ先は日本のクレジットカードで決済ができ、日本に直送可能なショップにする
・配送期間を少し長めに設定しておく(あまりに期間が短すぎると本当にその期間で配送できるのか、事務局に確認されることがあります)
・他のパーソナルショッパーや他サイトの情報をそのまま引用したり、マネをしない(参考程度にし、オリジナルで作成する)

上記を意識すれば、スムーズに審査が通るかと思いますが、もし事務局に指摘されることがあれば迅速に対応しましょう。「BUYMAのパーソナルショッパーとして相応しくない」と判断されれば、活動できなくなるおそれもありますので、初出品は慎重に進めてください。