VATって何?仕入れ時の計算方法を解説

なぜ減額される?

ヨーロッパのショップから商品を仕入れる際、カート画面に進んだら商品ページの価格より減額されていることがあります。

これはVAT(付加価値税)分が減額されているためなのですが、輸入に慣れていないと、何で減額されたの!?何の割引!?となりますよね。

私もバイマを始めた当初、免税の計算に加え、関税消費税や割引率の計算など仕入れ価格の計算方法を理解するのに結構てこずりましたw

そこで今日は、VATとは?仕入れ時の計算はどうしたらいい?という点について解説していきたいと思います( ´ ▽ ` )ノ

VATとは?

VATは、Value Added Taxの頭文字の略で、付加価値税ともいいます。

VATの他、イタリアではIVA、フランスではTVAと、国によって付加価値税の名称が異なる場合もあります。

この付加価値税は、言わば日本の消費税のようなもので、EU加盟国が物やサービスを購入した時に課せられる間接税のことを指します。

税率は国によって異なりますが、バイマの仕入先となるヨーロッパの付加価値税はおよそ18~22%が一般的です。

最近、日本のドラッグストアなどでもよく「Tax Free」の表記を見かけますが、海外から来た旅行者が日本の消費税の還付が受けられたり、私たちが海外旅行に行った際にTax Freeの価格で購入できることと同じですね。

オンラインショップであっても、日本在住の私たちがヨーロッパから商品を購入する場合、海外(現地)で使うことを目的としていないので、免税された価格で商品を購入することができます。
(一部のショップでは日本向けの商品でも免税をしない場合があります)

このVAT分の免税については、日本からショップのサイトにアクセスした場合、すでにVAT分を減額して金額を表示しているショップ、決済時に日本への発送を選択した際にVAT分を減額してくれるショップがあります。

一番最初に利用する際は、どっちで表示されているのか分からないので、ひとまずカートに入れ、決済ギリギリ直前まで進んで商品価格が減額されているかを確認してみましょう。

ちなみに、免税率の計算は、例えば22%の免税がされるショップの場合、商品価格 ÷ 1.22で計算することができます。

約20%の免税はかなり大きいので、間違いのないようしっかり計算したいですね(^^)

それではまた!


記事No.:SP1-73

先輩バイヤーのコメント

プラスくん

EUの付加価値税は割合が大きいので、なるべくEU外に発送できる体制を整えて免税が受けられるようにしたいですね。

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