なんでこんな安く出品できるの?
BUYMAで出品を始めたときに、他のパーソナルショッパーの出品価格を見て、これはどうにも太刀打ちできない価格だ!と挫折しそうになったことはありませんか?
現地のアウトレットで買い付けてるのか!
なるほど〜!と買付け地から安く出品できる理由を知ってそれは納得していたのですが、その他の場合はどのように安く買付けているかわからず、初心者はできないことを何かしているんだなぐらいにしか思っていませんでした。
オレゴンは無税!
出品し始めた当初は有名なショップの影響でアメリカのブランドを扱っていました。
そのショップは日本へは送ってくれないショップだったので、一度アメリカの住所に一度送って、そこから日本へ発送してもらうという転送を使っていました。
そのアメリカの転送先がオレゴン州だったのですが、
オレゴンは無税だからいいよ!
と教えてもらい、だからオレゴンなのか〜!と納得。
ということで、他の出品者が安くできる理由の1つはこれだと思い、現地で税がないところがお得という考えが染み付いてしまいました。
ずっと知らなかった免税制度
アメリカで転送を使っていたため、ヨーロッパでも転送を使うのがあたりまえになっていた私が、ふとあるとき先輩パーソナルショッパーに
「転送の場合、VATはどうなってるんですか?」
と聞かれ、私としては「???VATって何ですか?」となったところから目からうろこの出来事に発展しました。
VATとは日本の消費税のようなもので、ヨーロッパなどで商品やサービス購入時に課せられる間接税です。
よくヨーロッパのオンラインショップで価格の表示がExcl とInclと2つ表示されている場合がありますよね。
それはそのVATが含まれていない価格と含まれている価格が表示されていたということでした。
このVAT、当然払うべき税だと思っていたのですが、日本に送る場合は免税制度が適用されると払う必要がないんですね!!
当時転送ばかり使って取り寄せていたため、このVATが免除されることを全く知らず、ずっと払い続けていたという結果に(>へ<)これだけはいち早く知りたかったです^^;
日本に比べたら結構高いVAT
日本の消費税は現在8%で、それに比べるとヨーロッパのVATは20%前後もあります。
免税となると商品が約20%引きで仕入れられるということに!!
これは知ってると知らないじゃ大違いです。
だから皆さんあんなに安く出品できていたんですね〜!
これを交渉の材料に!
このVATについて知ってからというもの、ヨーロッパのオンラインショップで免税表示になっていないショップには、
「商品の送り先は日本になので、免税価格にしてもらえませんか?」
と交渉するようになりました。
そこで、イタリアのショップだったらイタリア語がいいだろうと思い、日本語でその交渉文を書き、Google翻訳でイタリア語に変換して送っていたのですが、反応が悪いのなんの。
返事がないことや断られることは当たり前なのかと思っていましたが、交渉文を英語に変えてみたところ、結構返信が多くなってびっくり。
つたないどころか、けっこうやばめの英語でもその方がよかったようです。
上記メールについては送り先のショップからは無事免税OKのお返事をもらえ、なんと”自分の名前-
商品名”のパーソナルコードを発行してもらえました。
有名なオンラインショップの場合、システム上、免税の対応をしているところが多いですが、そうでないところは交渉してみる価値がありそうですね。
今回は税に関する交渉でしたが、送料に関する交渉はまた別途記録しようと思います。
先輩バイヤーのコメント
プラスくん
マイナスくん
ロシアって免税制度ありましたっけ?
女の子を空輸したいのですが、もし制度がない場合はプーチンに交渉しようと思います。
最悪、現地まで行きハンドキャリーで持ち帰る覚悟です。
婚活してたら副業を紹介されて始めたBUYMA。昼間はOL、夜はバイヤーでてんやわんやの日々。バイマは2017年1月からスタート。結婚に前向きな彼氏は2016年6月から募集中。
ヨーロッパのショップでは「shipping to」でJapanを選択すると免税された価格になることが多いです。
一部のショップは決済直前まで免税されるかどうかがわからなかったりしますので、
何かしらの商品をカートに入れて、決済直前の画面まで進めば、最終的な価格がいくらなのかがわかります。
なお、免税されないショップについては、ショップが免税手続きできることを知らない、
あるいはめんどくさがっていてやらないというパターンが多いです。