マニュアル動画をiMovieで編集する方法

iMovieとは??

前回の続編です。

今回はQuickTime Playerで撮影したマニュアル動画をiMovieで編集する方法について解説していきたいと思います。

iMovieをご存知ない方もいるかもしれないので、念の為説明しておくと。。

iMovieは動画撮影や動画編集をすることができるアプリで、Macにはデフォルトで入っています。

感覚的な操作で動画編集ができるようになっているので、これまで動画編集なんてやったことない…という方も簡単に編集することができるのではないでしょうか(^^)

とは言え、私も高度な編集技術は持ち合わせていないので、最低限の機能のみ解説いたします。

何卒ご了承ください( ´ ▽ ` )ﾉ

動画編集の手順

①新規ムービーの追加
画面上の「Theater」ボタンをクリックして、「新規ムービー」を選択します。

②動画の追加
QuickTime Playerで撮影した動画をドラッグ＆ドロップして追加します。
※今回は解説用にウミガメの動画にしました。

③動画の切り取り
動画の前後に余分な映像が含まれていると思うので、切り取ります。
クリップの左右の端から、カットしたい秒数分を内側に移動させると、切り取ることができます。

④動画の分割
動画中に余分な映像がある場合は、動画を分割します。
分割したい部分をクリックすると、白い縦の線が入るので、右クリック→「クリップの分割」を選択（またはCommand ⌘＋B）で分割することができます。
不要なクリップ選択してdeleteで削除できます。

⑤字幕（テロップ）の挿入
動画内容に補足説明を入れたい場合、テロップを挿入しましょう。
画面上の「タイトル」から自分の好きなパターンを選択して、文字入れすることができます。

好きなパターンを選択したら、下にドラッグします。

続いて、テロップの文章を入力します。

テロップを映したい秒数を調整したい場合は、テロップを選択して内側または外側に引っ張ってください。

⑥表紙の挿入
YouTubeのサムネイルになるような表紙を入れたい場合は、別途画像編集ソフトで表紙画像を作ってから、iMovieに挿入します。
幅1280px 高さ720pxがiMovieの画面サイズなので、このサイズで作成することをオススメします。

字幕（テロップ）の時と同様に、表紙を映したい秒数を調整したい場合は、表紙画像を選択して内側または外側に引っ張ってください。

⑦動画の書き出し（保存）
動画が完成したら、保存作業をします。
右上の「共有」ボタンをクリックして、「ファイル」を選択します。

解像度「1080p」と品質「高」、圧縮「高速」を選択し、「次へ」をクリックします。

動画のファイル名を入力し、保存先の「場所」を選択して、「保存」をクリックします。

画面右上の時計のようなマークで、保存の進捗状況が確認できます。

指定した場所にムービーの書き出しができたら完成です。

QuickTime Playerでも動画編集は可能

さて、iMovieで動画編集をする方法を解説しましたが、動画の切り取り、分割だけであれば、QuickTime Playerでも編集することが可能です。

（他にも動画の結合、反転・回転などができますが、ここでは切り取りと分割、書き出しの方法だけ解説します。）

・動画の切り取り
①編集したい動画をQuickTime Playerで開きます。

②メニューバー「トリム」をクリックします。

③黄色のトリミングバーが表示されるので、切り取りたい部分を選択します。

④「トリム」ボタンをクリックすると、トリミングした部分のみが残り、それ以外は削除されます。

・動画の分割
①編集したい動画をQuickTime Playerで開きます。

②分割したいところまで動画を進めて停止します。

③メニューバー「編集」→「クリップを分割」をクリックすると、動画を停止した部分を境に動画クリップが2つに分割されます。
その内の1クリップが不要な場合はそのクリップを選択して、deleteで削除することができます。

・動画の書き出し（保存）
①メニューバー「ファイル」→「書き出し」→解像度「1080p」をクリックします。
解像度が4K～480pまで選択できるので、書き出したい解像度を選択します。
YouTubeにアップするのであれば、「1080p」または「4K」でいいと思います。

②動画のファイル名を入力し、保存先の「場所」を選択して、「保存」をクリックします。

③指定した場所にムービーの書き出しができたら完成です。

是非参考にしていただいて、完成度の高い動画マニュアルを作ってみてくださいね(*’▽’*)

それではまた！