商品ページに表示されている価格
BUYMAの商品ページに表示されている価格は、お会計時の最終価格でないことをご存知ですか。
私は出品者登録して半年程、この事実を知らずに出品していました^^;
送料が入っていない場合があるだけではないかと思う方もいるかもしれません。
送料別で表示されている場合はもちろん表示価格に送料が加算されますが、送料込みの場合であっても必ず表示価格が最終購入価格にはなりません。
カートに入れて最終表示される価格
試しに商品をカートに入れて確認してみましょう。
先程19,800円で表示されていた商品をカートに入れて、支払方法・発送先情報を入力し、購入を確定させる画面まで進めてみます。
21,158円になっています。
これは内訳を知らないとちょっとびっくりしませんか。
よくカートに入れたままになっている商品ありますよね。
おそらく、この画面まで進めて価格を見て購入を諦めた人がカートに入れたままにしているんだなと私は推測しています。
上乗せされた価格の内訳
実は先程の購入を確定させる画面の下の部分に小さく内訳が記載されています。
加算された価格の詳細として以下が表示されていました。
- 送料 0円
- 消費税・決済システム利用料(5.4%) 1,070円
- あんしんプラス加入料 288円
“あんしんプラス”は出品者として案内していたので、その加入料は予想できたのですが、購入者側でもシステム利用料がかかるんですね。
他のオンラインショッピングサイトではあまり見たことがなかったので、私はこれにびっくりしました。
“あんしんプラス”の加入料はここでは288円ですが、同じ商品でラッピングオプション(この出品者の場合350円)を付けて会計するとカートに入れた直後の合計価格が2万円を超えます。
詳細にある”あんしんプラス”の加入料は2万円以上は1.44%になるので、あんしんプラス加入料が先程の288円から290円に変わりました。
総額いくらですか?に対する回答
お客様から
「総額いくらですか?」
「最終価格は何円になりますか?」
等の質問を受けたら、加算される料金を踏まえた回答をしなくてはなりません。
簡単に回答する場合、
「カートに入れて最終画面で確認してください。」
という回答でもいいかもしれません。
ただ、”あんしんプラス”は必須ではないので、そのご案内をする方が親切だと思い、2万円以上の商品は以下の通り回答することにしました。
「現在表示されている価格に
表示価格の5.4%が消費税・システム決済料、
表示価格の1.44%があんしんプラス加入料として
加算された価格が総額です。
※あんしんプラスについては必須ではございませんが、
おすすめしております。詳細はBUYMAの『あんしん補償制度』を
ご覧ください。
http://www.buyma.com/contents/safety/anshin.html」
お問い合わせの欄で実際の価格を記載しないのは以下の2つの理由からです。
- 価格を調整した際に、昔の価格がお問い合わせ欄に残ってしまい、値上げした場合にお客様が過去の価格と比較して、損した気分になり、購入をやめてしまうかもしれないと思うから
- テンプレート化してすぐに回答できるから
商品価格を変更しない場合や詳細をお伝えしたほうがいい場合は、お問い合わせの欄にそのまま価格を記載しても問題ないと思います。
加算額を考慮した価格設定
これで最終価格を把握した上で出品価格を決定するといったことができるようになったと思います。
また、他のショッピングサイトとお客様が価格を比較する場合は、最終価格と比較すると思いますので、他より安く出品価格を設定しようという場合、最低でも5.4%は低く設定しないと勝てないですね。
商品ページにおいて割引率の赤い表示で5.4%を下回る数字を見ることがあります。
その場合、割引しているように見えるだけで、実際最終価格は定価等の元の価格より上回ることになるのであまりお得感はないんじゃないかな〜と思う私でした。
先輩バイヤーのコメント
プラスくん
マイナスくん
画像のお支払方法がローソンでのコンビニ払いですね。
なるほど、えりさんはローソン派なのですね。
オラも一緒です。Lチキおいしいっすよね。
オラのオススメは、
Lチキ レッドをバンズに挟んでバーガーにする食べ方です。
なお、ホットドッグのパンにアレを挟んでケチャップを掛ける宴会芸は健全な男子にしかウケないので注意が必要です。
婚活してたら副業を紹介されて始めたBUYMA。昼間はOL、夜はバイヤーでてんやわんやの日々。バイマは2017年1月からスタート。結婚に前向きな彼氏は2016年6月から募集中。
割引率がバイマ決済手数料の5.4%よりも下回る場合、
最終的な購入価格は二重価格の元の値段よりも高くなります。
確かにそこで購入意欲が失われる可能性もがありますが、
カートに入れて決済に進む際には、
元の値段が表示されるわけではないので、
そのアンカリング価格は無効化されます。
また、二重価格表示は、
バイマの「セール」特集でヒットさせるための必須条件なので、
インプレッションを増やす効果があります。
個人的にはインプレッションを増やすために設定しても良いかと思いますが、
お得感がなくなることによる購入率の低下も否めませんので、
現時点ではどちらがベターなのかと断定することは難しいですね。