邪険に扱われる海外製品
BUYMAのお取引きページにおいて、
「海外の製品は、日本の製品の基準とは異なります。若干の縫製のほつれや小傷などがある場合もございますが、現地メーカーの基準を満たすものであり、不良品には当たらないことをご了承ください。」
とはお断りを記載しているものの、元々の作りとは関係なく、これはひどいという状態で届いてしまう商品、けっこうあります。
仕入先に汚さず管理してくれ!と頼んだところでそう簡単には丁寧に扱ってくれないでしょう…
ごめんね!とクーポンをくれたりしましたが。
また、税関でチェックを受けるときに梱包を荒くオープンされた結果、靴箱がズタボロになって届くというケースもありました。。。
ズダボロになるような梱包をする仕入先が問題なのか…
乱暴な開け方をする税関職員が問題なのか…^^;
汚れだったらなんとかなる
靴箱の破れなどあった場合には、完全に元通りにはならないため、お客さんに補修させていただきますとお断りをしてから商品に手をつけるのですが、汚れの場合はキレイになるので即刻お手入れさせていただいています。
受注後、海外からお取り寄せしてお届けする場合、ちょっとの汚れなどで返品・交換していたら、商品をいつお客様のお手元にお届けできるかわからないほどの時間がかかってしまいます。
そうなるくらいだったら新品の状態にして素早くお渡しした方がいいですね。
スエードをキレイにするには
私はスエードを含む靴を取り扱うことが多いため、とくにスエードに関しては早くからお手入れ方法を調べました。
意外にも身近な文房具である”消しゴム”を利用してお手入れできるんですね。
まずこちらが、汚れて届いたスエードを含むスニーカーです。
汚れ部分に消しゴムをあてて、優しくスリスリくるくるしていきます。
普段ブランド物を手に持つ時は白手袋を着用しますが、このようにメンテナンスする際は、手先が器用に使えるよう素手で行わせていただいております。
消しゴムで出てきたカスは、靴用のブラシで優しく取り除きます。
何度か繰り返すと、汚れがなかったことに!
汚れがつかない梱包に
そもそもなんで汚れがついてしまうか…
持ち運びの際にシューズボックスの内側と擦れて、色が映ってしまっていることが多いことがわかり、私から発送する際は、シューズ本体とシューズボックスが接しないように梱包させていただいております。
これで安心です♪
他の新品化術も!
スエード以外の革製品や固いチャックなどのメンテナンス方法を熟知している先輩バイヤーがいるので、機会さえあればどんどん教えてもらって、海外製品の検品の甘さをカバーしていこうと思います。
先輩バイヤーのコメント
プラスくん
マイナスくん
泥酔してお漏らししてしまいました。
そんな恥ずかしい記憶も消しゴムで消せるのでしょうか?
YES,えりさんクリニック!の施術料金を教えて下さい。
32歳 男性 自営業
婚活してたら副業を紹介されて始めたBUYMA。昼間はOL、夜はバイヤーでてんやわんやの日々。バイマは2017年1月からスタート。結婚に前向きな彼氏は2016年6月から募集中。
箱がついてくる商品の場合、
5回に1回くらいは箱に何かしらのダメージがあります。
欧米ではブランドの箱は商品の一部とは考えられていないので、
ひどいショップの場合は箱にそのままラベルを貼って送ってくるなんてこともありますね笑
ちなみに私は、商品そのものに不備がある場合はお客様に相談して、
一部返金、交換(できない場合は返品・返金)などで対応しますが、
箱だけに問題がある場合は何事もなかったかのように普通に送ってしまいます。
それでも大きなトラブルになったことはありません。